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クリーンキャンペーン
高尾山の足でおなじみの「京王電鉄」を持つ京王グループは、環境問題への取り組みとして「美しい自然を大切に」をテーマに1991年から「京王クリーンキャンペーン」を実施しています。秋は多摩川(川岸)の清掃活動を行っており、春には、ここ高尾山で清掃活動を行います。参加者も毎年増加しているそうです。ところで2006年は、「美しい自然を大切に〜行楽地のゴミは持ち帰りましょう〜」をテーマに、高尾山での清掃活動を行われました。ミス日本グランプリ久米里紗さん、ミス日本「海の日」藤田沙織さん、準ミス日本の宮下英子さんが、高尾山クリーンキャンペーンにボランティア参加いたしました。普段からの登山者のマナー向上で山道にはゴミの少なさに感激されたそうですが。灯ろうのすす払いを手分けして行いました。
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甲州街道
現在、甲州街道といえば国道20号のことをさしてしまうが、「甲州街道」は、1601年(慶長6)に江戸幕府により宿駅・伝馬制度が整備された5街道の1つです。当初は、江戸内藤新宿から甲州石和まで表街道38駅でしたが、甲府から下諏訪までの裏街道6駅がその後1610年(慶長15)中山道と合流する下諏訪まで延長され、全行程五三里十町余(320km)となった。当初は、他の四街道に比べて道筋の整備がなされていなかったという。しかし幕府の直轄地である甲府に甲州金の金座が置かれ貨幣の鋳造が行われるようになると、街道は経済上、軍事上、重要な交通路となっていった。
平成15年6月、甲州街道(国道20号)と陣馬街道の分岐点となっている追分交差点に、江戸時代の道標(どうひょう)が復元された。この道標は、1811(文化8)年、江戸で足袋屋を営む商人清八が、高尾山に銅製の五重塔を奉納した記念に、江戸から高尾山までの分岐点に建てた三つのうちの一つだという。(八王子市教育委員会)清八は高尾山の信者で時には自ら「講」を組織して多くの人を引き連れては高尾山に登拝したという。
長く追分にあったが、第2次世界大戦中の八王子空襲で破損した為、台座部分は地元町会が、中ほどの約70センチ程の石柱は市郷土資料館が保管していたが、今回、高さ約2・4メートルの石柱の道標を復元するため地元の追分町会の要望を受け、国土交通省相武国道工事事務所が、これら別々に保管してあった部分をあわせて復元した。
甲州街道に面した側面に「甲州道中高尾道」、陣馬街道側には通称の「あんげ道」の文字が彫り込んである。陣馬街道は、和田峠へ登って武州案下へ通じていたことから、案下道ともいわれ、あるいは陣馬山にちなみ陣馬道とも呼ばれてた。尚、甲州街道も当初は「甲州海道」と呼ばれていたが、海に面していないことから、その後「甲州道中」そして「甲州街道」と改名されたという。

サウンドスケープ
「サウンドスケープ」は、「音の風景」と訳され一九六〇年代末にカナダの作曲家マリー・シェーファーが提唱した概念。視覚的な環境情報が優先される現代にあって、音や雰囲気といった形にならない要素を含めて環境を五感でとらえようという発想が根底にあります。
音の世界にも景風や景色があるという前提の元、世界的に使われています。 音楽も譜面の中ではただの音符ですが、演奏され、音となって空気の中に出た時、はじめてサウンドスケープの一部となるのです。
「サウンドスケープ(音の風景)」という考え方を、都市や地域研究、まちづくりに反映させようと精力的に活動している人がいる。聖心女子大学教授の鳥越けい子さん(50)。
東京新聞によれば・・・・
昨年十月、鳥越さんは東京地裁八王子支部でサウンドスケープの専門家として証言台に立った。高尾山にトンネルを掘り圏央道を通そうとする国や日本道路公団(当時。今年十月に民営化)を相手取り、自然保護団体が起こした「高尾山天狗(てんぐ)裁判」の法廷である。
鳥越さんは、韓国ソウルのシンボル的存在である清渓川(チョンゲチョン)復元工事の事例を紹介した。交通量の増加で、清渓川は蓋(ふた)で覆われて道路が生まれ、その上にも道路が建設された。しかし、二〇〇二年以降、川の復元工事が進められ、高架道路も撤去された。周辺は太陽の光を浴びて明るくなり、音も含めた景観が回復した。「環境と人間が共生する都市のありかたを優先した新市長の公約でした。時代の価値観は変わっているのです」
そして高尾山。霊山として有名で、数多くの動植物も生息する自然の宝庫は、都心から電車で一時間の至近距離にあり、東京人にとって“ふるさとの山”。「工学的に環境基準以下ならば騒音ではないというのが従来の発想。
しかし、何が騒音かは地域の文化によって異なるというのが、音の風景の基本的な考え方です。高尾山の厳粛な雰囲気を損なうことは、環境重視を唱える日本政府の姿勢そのものが問われることになります」
都市の音環境や日本各地の音文化の調査研究を行い、環境保全やまちづくりへの提言も積極的に行っている鳥越さん。その視点は幅広く、ダイナミックである。
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炭で守れ高尾の環境
炭の効用によって松枯れなどを食い止め、自然環境を守ろうという研究が進められている。
日野市にある明星大理工学部の吉沢秀治教授と炭化装置開発会社のベンチャーバイザーのグループが高尾山で取り組んでいる。同教授によれば、国内の山林では松などの立ち枯れが進み、対策が急がれているという。松枯れの原因としてよく挙げられるのは松食い虫被害だ。だが、原因にはほかにも諸説あると言われている。
その一つに酸性雨の影響がある。酸性雨は、化石燃料などの燃焼で生じる硫黄酸化物や窒素酸化物などが大気中で反応して生じる硫酸や硝酸などを取り込んで生じると考えられるpHの低い雨のことをいうが、雨の他に霧や雪など(湿性沈着)及びガスやエアロゾルの形態で沈着するもの(乾性沈着)を全てあわせて酸性雨と呼んでいる。
欧米では、酸性雨によると考えられる湖沼の酸性化や森林の衰退が報告され、国境を越えた国際的な問題となっている。 土壌には多量の微生物がいるとされる。この微生物は樹木に栄養を与える働きがあるが、酸性雨が降ると死んでしまうため、樹木に栄養が行き届かなくなる。また、土が酸性になると、植物の栄養素の一つであるリン酸を吸収できなくなるというのだ。
吉沢教授らは、酸性土壌を中性化させる効用のある炭に注目し、大量の炭の粉をまくことによって、樹木や山林全体を活性化できるのではないかと考え高尾山で研究を始めたという。木や竹を600〜800度の高温で約10時間かけて、炭化処理をすると弱アルカリ性になる。この炭の粉を酸性雨が降った土壌にまくと中性化し、樹木がリン酸などの栄養素を吸収しやすくなる、とみている。
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高尾の里計画
八王子市では、現在「高尾の里」の整備を計画しており、2009年度中のオープンを目指し事業に着手する。
拠点施設は、高尾山麓にあり親しまれて2004年に閉鎖された「高尾自然科学博物館」の跡地と、隣接地合わせて約6300平方bに計画している。そもそも高尾自然科学博物館跡地は2005年4月に東京都から無償譲渡を受け、譲渡に当たっては5年以内に「博物館」機能を有する施設を建設することが条件となっていたもの。
計画では、「新しい門前町=現代に生きる門前町」をコンセプトとし、「高尾山とその周辺のみどりが生み出す美しい景観の創造、楽しさや賑わい、ぬくもりを感じてもらえるような観光地」としての環境整備を行うとしている。高尾山には年間約250万人もの観光客が訪れるが、観光客のほとんどは下山するとまっすぐ京王高尾山口駅へと向かい、ケーブルカーの山麓駅付近から甲州街道につながる参道に立ち寄ることが少ない。このため計画によれば、この一帯に魅力ある拠点施設を整備することで高尾山麓付近に賑わいと活気あふれる空間の創出を目指すという。
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高尾山で最初に発見された植物
高尾山は暖帯と温帯の境に位置するため天然林がうっそうと茂った様々な自然をかい間見ることができます。
山の南面と北面では樹相が異なり、尾根には針葉樹が、また、谷側には笹やフサザクラなど様々な樹木が我々を迎えてくれます。
そんな高尾山では、以下のように数々の植物が最初に発見されています。

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