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| 高尾山トレイルラン |
高尾山は、またトレールランのメッカでもあります。
トレイルランは、通常、登山靴やリュックサック、登山用の杖などを装備して登るような山を、ランニングで駆け抜ける競技またはそういうスタイルの山行き。Tシャツに短パン、スパッツ、ランニング・シューズといったランニングのスタイルで入山して走るのです。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
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下記は、本高尾通信の管理人が日頃からお世話になっているMさんによる高尾山トレイルラン記録です。写真も一緒にいただきました。
高尾山トレイルをお考えになられている皆さんのご参考にどうぞ。
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高尾山 トレイルラン(599m)、
走行水平距離 15km?
標高差 500m
天候 晴れ
2007/05/12
評価 AA
初めてのトレイルランは高尾山
今日は奥多摩の大岳山と日の出山をつないでコースタイムで8時間程度のコースを歩くつもりでいた。コースタイムが8時間だから実際歩いても5〜6時間はかかるから奥多摩とは言ってもそれなりの覚悟が必要だ。
ところが朝、目が覚めるとどうにも疲労感が抜けなくて体がだるい。あっさりやめることにした。
朝食と取っていると外は5月晴れの最高の天気。これで外に行かないのはもったいない。もうすぐ8時になってしまう。今から、奥多摩の長いコースを歩くには遅すぎる。
そこで、近い高尾山をトレイルランすることにした。
夏山のためのトレーニングとしてマラソンをやって、それがそれなりに面白くなった。山歩きが好きで、ジョギングが好きだとその行き着くところはトレイルランになる。
トレイルランとは山を走るわけであるが、なかなか手を出せずにいた。というのは言うほど簡単ではないからだ。山を歩いて登るにしても急な登りはゼイゼイ言うほど苦しいのにそれを更に走って登るのは想像を絶する苦しさだろう。
また、舗装されていない登山路を走って下りるのだから、足首が危ない。
登山靴はハイカットと言って踝の上までのブーツになっていて、足首を守っている。
トレイルラン用の靴は走るためにできているので足首が動くように踝の下までのローカットになっている。
換言すれば足首が保護されていない。右足首を六甲山を歩いている時激しく捻挫し、左足首は中国でフリークライミング゙中に落ちて骨折している。だから足首は怖い。
山登りの際も下山路で何度も捻挫しそうになり、その度にハイカットの登山靴に助けられて捻挫にはならなかった。こんな経験があるから手を出せずにいた。
それが寝起きの気分と最高の天気に押されて、意外な形でトライすることになった。高尾山はさほど高くなく、標高差も大きくない、更に家族ハイキングのメッカだけあって歩きやすそう(走りやすそう)だと感じたからだ。やや物足りない気もしたが、初めてのトレイルランなのだから取り合えず高尾を走ってみようと思った。
登山ガイドブックによるとコースタイムは3時間20分、水平距離にして7.1kmとなっている。
登山開始の小仏までJR高尾駅から5km、下山地点の清滝からJR高尾まで2km、ガイドブックではバスで動くことになっているがこれは折角の機会なので走ることにする。
全行程2時間で走ろうと思った。
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8時43分与野発、京浜東北・武蔵野・中央線を乗り継いで、10時前にJR高尾着。北口を出る。コインロッカーに不要なバッグを入れて、スタート。風が気持ちいい。中央線のガードを潜り、すぐに右折して細い舗装路を小仏目指して走る。
このあたりから緩やかではあるが登り傾斜が始まっている。
なんでもない道であるが傾斜があると体はそれを敏感に感じ、すぐに苦しくなる。
それでも傾斜がゆるいので何とか走っていられる。
途中、圏央道の建設現場が右上に見える。

それに反対する看板もあった。埼玉の住人としては中央高速に直接出られる圏央道ができると便利この上ないが、自然破壊と引き換えの便利さは心が痛む。都心に近い高尾山の抱える深刻な問題を今日初めて知った。

バスの終点である小仏を過ぎると舗装されていない登山路に入る。
木陰のトンネルのような道を足踏みをするかのようなゆっくりのペースで走る。
こんな道をゆっくり歩いて登ったらどんなに楽しいことかと思いつつ足を進める。そのうちに、何でトレイルランなんてやってしまったのか、何を好き好んでこんな急坂を走って登らなければなかないのかと自分を呪い出す。
格好はサングラスに、トレイルラン用の靴、ランニング用Tシャツにショートパンツ。背中にはトレイルラン専用の小さなバッグが張り付いている。どうみてもトレイルランナーだ。
ハイカーと一緒に歩くわけにはいかない。やがて傾斜は急になり、心臓が爆発するほど苦しい。ふくらはぎもピクピクしている。かろうじて歩かずに足を動かす。それも時間の問題で、もうだめだと思い、ついに歩いてしまった。しかし、そこはと小仏峠だった。

涼しげな峠のベンチにはハイカーがのんびり休んでいる。ここまで駅から標高差約400mを走った。時間は約55分。ゆっくり休みたいが5分休んでラン再開。

更に登りが続くが城山を越えたあたりから緩やかな下りが始まる。ダート道だが、平坦で木の根や岩もほとんどない走りやすい道。今までのよたよた走りがウソのように軽快に足を進める。新緑に遮られた日陰の道は、爽快で気分がいい。

ランナーズハイとはこんな気分かもしれない。しかし、くだりは長く続かない。高尾山頂の直下から石の階段が続く。始めはトレイルランナーらしく走って登っていたが、それも30段程までで、ここでまた苦しくなって歩き出した。しかしあっという間に山頂に到着。
普通の山の頂とはかなり違う。コンクリートで舗装され賑やかに店が営業している。
神社の庭のようでビジターセンターまである。

山頂だといわれなければわからない。??どこかで見たことがある山頂??そうだ、中国・広州駐在中によく行った白雲山とまったく同じ雰囲気だ。そうか高尾山は広州の白雲山だったのだ!(といっても読者の多くは広州の白雲山を知らないだろうから何を言っているのかわからないと思うがーーーーー)
木陰に敷いたレジャーシートの上で、お弁当を食べている家族連れを見ていると心が温まる。自分にはああして子供とハイキング゙に来た記憶がない。もう子供も大きくなってしまった。もう少し小さい時一緒に遊んであげればよかったと思う。まあ、孫が出来たら連れてこよう。

ここからは下りなので気が楽になる。表参道をしばらく走る。舗装されているが、人が多くてよく走れない。途中から6号線という未舗装の登山路を下る。

木陰道を木の根に躓かないよう気を付けながら快調に飛ばす。トレールランの楽しさを満喫しつつ走る。あっという間に登山口に到着。ふくらはぎが攣る。一休みしてJR高尾駅を目指し、歩道を走る。

高尾駅に到着し、コインロッカーの預けた荷物を出す。シャツを着替えて、帰りの電車に乗った。
初めてのトレイルランだったが、適度にきつくて、また、新緑の高尾山を楽しむことができて、本当によかった。でもこのくらいの高低差だったのでどうにかやれたが、これ以上はかなり厳しいと思う。徐々にハードなルートに挑戦したい。
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