高尾山の名物に、樹高37メートル、目通り約6メートル、推定樹齢450の世にも不思議な形をした「たこ杉」がある。
菊地ただし著「とんとん昔話」第十二話によれば、高尾山の天狗(てんぐ)衆にかかわる話。昔飯縄(いづな)大権現参詣の人々のために、天狗衆が参道を整備していた。
ところが、根を四方に張った大杉に至り、思案の末に翌朝、これを引き抜くことを決めた。それを知った杉はあれ!一大事とばかりに一夜にして根をくるくると縮めてしまったそうです。そして、この盤根が「たこの足」に似ていることから命名されたという。