JR中央線高尾駅北口より高尾街道を少しばかり登ると春には全国の桜が見られることで有名な森林総合研究所多摩森林科学園がある。 林野庁が管理する林であり、研究のために桜の木が多く集められている。 この多摩森林科学園は大正10年(1921年)に宮内省帝室林野局林業試験場として発足したのが始まりで、現在は、森林・林業・木材産業に関する試験研究機関である独立行政法人森林総合研究所の支所の一つとして、森林環境教育の場における動植物の多様性保全・生態系の役割解明に関する研究を行っています。 植物の研究の一環として桜の遺伝子の保存のために桜の木を集め他林がサクラ保存林である。研究のための林だったが、見学希望者が多いことから、一般に公開された。 多摩森林科学園は、その昔、永禄12(1569)年に武田信玄軍と滝山城主北条氏照軍が戦った十々里(とどり)古戦場でした。 サクラ保存林の他に森林総合研究所の研究成果の公開や、森林、林業について学ぶための「森の科学館」もあり、サクラの満開時には 1日数千人の入場者で賑わいを見せます。 園内の樹木園・試験林・サクラ保存林等を活用して、研究資料の提供や研鑽の場として大きな役割を果たしています。 科学園の森は 総面積57ヘクタール(日比谷公園の3.5倍)で天然林、試験林、果樹園、サクラ保存林などがあり、多くの樹木や動物、昆虫などの生態を研究しています。また研究成果を公開するために、「森の科学館」という展示・研修施設もあります。 サクラ保存林 サクラ保存林は、各地の著名なサクラの遺伝子を保存するために昭和41年に設置が決まりました。サクラの老化と衰退を防ぎ、その復興をはかるため日本全国のサクラ品種の収集や保存、研究を開始しました。 現在約8haの面積に江戸時代から伝わる栽培品種や国の天然記念物に指定されたサクラのクローンなど、全国各地からのサクラ250品種、2000本におよぶサクラがあります。 同時に導入されていない品種の収集や、分類の見直し、保存方法、生理的反応などの研究も進めています。 咲く時期は品種によって違い、2月下旬から5月上旬にかけて順次見頃となります。 また変ったものでは秋から冬にかけて咲く品種や、緑や黄色のサクラもあります。 開花の時期に合わせ一般に公開している。いわば、ここを訪ねるだけで日本全国の全種類のサクラが見られると言うことか。天城吉野、琉球寒緋桜・・・・濃いピンクの桜も有れば、純白の桜、緑色の花を咲かす鬱金(うこん)という桜もあって、色鮮やかで歩いていて気持ちがいい。 八重咲きのものが多いようで都心からやや遅れて見頃になるようです。 一般的な桜の名所にあるソメイヨシノはほとんど無く、ピンク色の濃いサトザクラの仲間が多い。 丘陵地に咲いているので、公園などの平らなところで咲いている桜とはおもむきが異なり、ボリュームが多く感じる。 桜には蜜を求めて鳥たちがやってくるのでバードウオッチングにもなる。 サクラ保存林を囲む外側の遊歩道はアップダウンが多く、普通に歩いて50分ほどだが、細かく遊歩道が巡らされているので、案内図をたよりに全部の道を歩いて桜を楽しむと良いと思う。 保存林内には幾つかの遊歩道があり、全てのコースを回ろうとすると、約4キロメートルほど歩かなければなりません。しかし山あり谷ありの各コースには、様々な色形のサクラを見ることが出来ます。 すべての桜を見ようと通い詰める人もいるそうです。 お目当ての桜を見逃してしまった人、ご安心を。桜の生花をアクリルに封じ込めた、氷柱花のように美しい“アクリル桜”約250点は通年開花中です! 但し、サクラ保存林は、公園ではなく研究施設なので、動植物の採取や、立ち入り禁止区域に入ることはもちろん、酒類の持ち込みや飲酒も禁止されています。食事はベンチのある場所、煙草は灰皿のあるところでお願いします。 樹木園 7haの敷地には林業用の高木樹種を中心におよそ620種、6000本の樹木が植えてあります。古いものは150年以上経っています。 試験林 多摩森林科学園には約40haの試験林が設置されています。 試験林には天然林も残されており、モミやスタジイ・アラカシなど暖帯林の常緑樹が優占していますが、ハリギリやカスミザクラなど温帯林の落葉樹も見られます。 700種以上もの植物が自生しており、東京近郊の森林としては良好な自然状態が保たれています。 森の科学館 森の科学館は、森林に関わる研究成果を皆さんに知っていただくための施設です。森林についての研究成果を公開しており、植物図鑑や桜の資料も多い。”見学のしおり”が置いてあって、森林の豆知識、園内の案内図や桜の見頃も書いてあるので、もらって歩くと良いだろう。 「森の科学館」の左右には公開されている第一樹木林がある。「パネルや映像、いろいろな資料や試作品を展示しています。他に皆さんとの交流の場、森林講座も開いています。
森林講座
多摩森林科学園内の「森の科学館」で毎月1回「森林講座」を開講しています。 これは、森林総合研究所の研究成果を、研究者が一般の方々へわかりやすくレクチャーし、森林や林業への興味をさらに深めていただくために行っているものです。 申し込みは往復はがきに@受講したい講座名A住所B氏名C年齢D電話番号をお書きの上、講座の2週間前までにお申し込みください 申し込み先 193−0843 東京都八王子市廿里町1833 多摩森林科学園
サル山として親しまれている高尾自然動物公園。隣接する野草園には、約550種類の野草が植えられている。この野草園には高尾山に昔から自生していた野草を中心に亜高山帯の植物や一部高山植物などできるだけ自然 の姿で見られるよう配慮してある。 しかし、ここでの人気ナンバーワンは、何と言っても放し飼いのニホンザルの群である。ボスざるを中心に統率された82匹のニホンザルがいる。それにしてもここ高尾のサルは係員によくなついており、なんとそれぞれに名前がつけてあるというから驚きである。サルの家族は現在5家族。開園当初(60年)は島根県から連れてきたそうだが、現在のサル達は、みんなここで生まれ育った。 もっと驚くのは係員が呼ぶと返事をするというのである。「フンーン」というような独特の甘えたような声は、ちょっと意外な感じもする。こうした例は世界でもまれだとか。これはこのサル山の大きな特徴だが、係員のユニークな説明を聞きながらの観察は楽しい。 サル山の4代目ボス「カク」は1997年からボスの座についたが、仲間の支持率は相当なものとのことで、飼育係の「まるで小泉首相のようです」との解説には、子供たちも一緒にどっと笑いが起きる。サルの社会では、ボスから小さなこざるまで順位が決められており、それには家系が非常に強く影響 するとか。人間社会にも通じるところがあるようだ。 ところで入場者と何の隔たりもなく間近で見られるサル達だが、安全のためのルールがある。ひとつは「サルに触れないこと」。サルは触られるとストレスがたまるそうだ。また「サルの前でしゃがまないこと」これはけんかを挑んで思われるそうだ。
開館時間 :10:00〜16:00(平日) 9:30〜17:00(休日) 入園料 :大人500円、子ども250円 連絡先 :0426−61−2381
高尾山頂にあるビジターセンターは、高尾山の山頂(標高599m)にあります。登山者や遠足に来られたみなさんに高尾周辺の自然や歴史などの情報を提供し、自然と親しみ、自然を愛し、自然との関わりについて、パネルやパノラマ、地形模型などの展示を通して説明 しています。1階には高尾山の周辺を立体的に示した1/5,000の模型があり、鳥になった気分で高尾山をながめることもできます。 またここには、レンジャーが常駐して、来園者に自然公園の案内や解説をしています。 自然教室、ボランティアが行う自然教室や専門的な自然講座を年間を通して実施しています。 また、展示物やパンフレットなども時期に合わせて変えており、いつ訪れても楽しむことができます。レンジャーとボランティアが指導者となって、高 尾山周辺の自然観察やスケッチ、落ち葉遊びなど、月に1回程度自然と親しむ催し物が行われています。無料(実費を除く)で参加、利用できます。 ハイカー達にも好評です。ベランダからの展望もよく、陣場山、景信山、空気の澄んだ冬の日には南アルプスの山々なども見えます。 特に以下のような大変ためになるパンフレットが手に入りますので、ぜひとも訪ねてみましょう。 ・自然研究路マップ(英語版あり) ・セルフガイドNO1〜33 ・高尾ビジターセンターのパンフレット ・関東ふれあいの道(湖のみち、鳥のみち) ・自然研究路ノート ・自然ガイド(12月ごと) ・ぬりえ(4種類) 休館日 :毎週月曜日(月曜が休日の場合火曜日) 開館時間 :午前10時〜午後4時 入館料 :無料 連絡先 :0426−64−7872 尚、自然解説だけでなく観光客をはじめとした利用者の緊急対応(*)も行っておられます。 (*)・けが人や病人の救護、応急手当、山火事の消火活動、天候急変による避難など PR ★【体験談】4週間で簡単にマイナス10kg成功(24歳・女性) 創業45年、自他認めるメロンおやじ登場!!
上ろうとしていた階段が、近づいてみたら何と絵だった。絵で描かれた神の顔が、ふと気づくと自分の動きを追うように右から左に振れる――。館内には、訪れた人たちをあっと驚かす“美術品”の数々が。様々なトリックで平面の世界を立体的にみせる「トリックアート美術館」。 「トリックアート美術館」は、環境デザイナー・剣重和宗さんの監修によるトリックアートの美術館です。見せるだけでなく触って、写真をとって楽しむこともできるようになっていて、どの作品も触ってもらって大丈夫。見るだけの『静』の鑑賞ではなく、動きながら触りながら『動』の鑑賞を楽しんでとのこと。館内に置かれている重厚感のある彫刻作品も、石作りの回廊も、実は透明ペンキで丹念に描かれた壁画なのです。 トリックアート美術館は京王高尾線・高尾山口駅を降りてすぐ。駅を出て美術館の方角に向かうと、ロッククライミングをしている若者や写生をしている画家が。近づ くと、実はどちらも平面に描かれた絵だと分かる。遠近法や配色などのテクニックを 使い、客だけでなく道行く人もだまそうとの企みだ。 館内に入るとまず「美術館の楽しみ方」の説明が1、2分ある。ここからすでにトリックは始まっていて、案内役が「来てくれたお客様をだましてあげないといけない」と張り切っている。案内を聞き、見事にだまされた後は、順路にしたがって1、2階の作品140点を見て回ればいい。 トリックアート迷路では、古代エジプトを舞台にどこが出口なのかわからない不思議な空間を楽しめる。さらにエジプト大使館の提供によるアブシンベル大神殿のラムセス2世座像の立体レプリカもありどこまでがトリックでどれが現実なのか(もっとも高尾にラムセス2世の本物の座像があるわけないか)、見て触って確かめてください。 トリックアートの面白さは絵が変化すること。ただ見ているだけでなく説明してもらうと一層面白くなる。また写真やビデオのレンズを通して見ると肉眼で見るよりはるかに立体的になるから面白い。作品は片目で見るとより立体感が強調されるように描かれており、入口でそのための目隠しが配られています。カメラを持ってきた場合は、ファインダーから覗くとてっとりばやく立体感が得られるそうです。子供たちがパパカメラマンととんでもないショットに挑戦している姿も何ともほほえましい。館内は写真OKというのはうれしいですね。 館内2階にはテーブルといすが置かれており滝が流れる野外のテラスでゆっくり休むこともできる。平日にはハイビスカスの花びらのティーサービスもあるとか。ミュージアムショップで珍しいエジプトの民芸品などを売られておりこれもまた面白い。 それにしても、なぜ高尾にエジプトが.....なんて硬い話は抜き!!、楽しけりゃそれでいいじゃない!! 午前10時〜午後6時(4〜11月は午後7時) 休館日:金曜日ただし祭日、春・夏・冬の各休み中は開館祝日などは開館) 駐車場:館自体には無し。ただし、向かいに市営有料駐車場有り 大人1300円、中高生1000円、小学生700円、 幼児(未就学児、4才以上)500円 八王子市高尾町1786 電 話0426・67・1081
高尾山からは少し離れてしまいますが八王子近辺の歴史を知るためにはお勧めの八王子市郷土資料館をご案内しましょう。 1963(昭和38)年春ころ、当時の中央自動車道の建設に伴い行われた市内宇津木町向原遺跡の発掘を機会に、郷土の歴史資料を収集、保存しようとする声が市民の間に高まりました。 翌1964(昭和39)年に東京オリンピック年の記念事業のひとつとしてこえまでの貴重な資料を収蔵、展示する施設を建設することになり1967(昭和42)年4月に八王子市郷土資料館が開館したのです。 玄関脇に馬頭観音や庚申塔が並ぶここには郷土の歴史を伝える資料が約1万点収蔵されておりその内容は非常に多方面にわたっている。考古学資料に加え、楢原遺跡や船田遺跡など市内の遺跡から出土した資料もある。また中世以降の資料として北条氏関係の文書や八王子千人同心などに関わる古文書や各種の民族資料も多数収蔵されている。また、織物関係の展示物があり、八王子の歴史を詳しく知ることができる。 また八王子の歴史に関わる蔵書も充実しており自由に閲覧することができる。郷土芸能の人形芝居、八王子車人形や機織りを体験できる。刊行図書も数多くあり研究書や調査書、図録も販売されている。
ちょっと隠れた楽しい資料館が、八王子城跡のすぐ近くにあります。 戦国時代前後からの貴重な資料が揃え、約20年前に、先代 山口四郎氏が開館。 そう、ここは個人のお宅を改装して、資料館にしたものです。 現在は二代目の山口 博裕氏が管理されています。 こじんまりとした資料館ですが、なかなかどうして。 何でも依頼があれば、八王子市にも資料を貸し出しているそうです。 なお、ここから100mほど山に入ったところの小高い丘に、北条氏照の墓(正確には慰霊塔)がありますので、ぜひ足をのばしてください。 開館時間 ;AM9:00〜PM5:00 休館日 ;月曜 料金 ;大人¥350 小学生以下¥250
加住丘陵と多摩丘陵に囲まれた八王子市の南浅川のほとりにある公園です。 南浅川に面し、背後に多摩御陵の参道を控え、西方に高尾、陣場の山並みを望む、明るく開放的な公園です。 その名の通り、武蔵野御陵南方に位置し、甲州街道からは陵への参道を辿って南浅川を渡った左手になります。 1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックの際に自転車競技場として用いられた場所を後に整備したもので、1968年(昭和43年)に開園している。東京オリンピック開催時は、現在の陵南公園にはロードレースのスタート、ゴール地点の他に、バンクも設置されました。 それを記念して、現在は記念碑が建てられています。 公園は南に南浅川が流れ、北に武蔵野陵参道が弧を描いて、ほぼ半円形の形状をしている。中央には野球場が置かれ、その周囲を散策路が巡っている。公園の東側、南浅川を渡る橋の袂が公園のメインエントランスで、駐車場や管理所が置かれ、野球場の南側に通路が延びている。
野外活動・学習施設「高尾の森わくわくビレッジ」が2005年4月1日に、八王子市川町にオープンします。 この施設は、2004年3月に閉校した都立八王子高陵高校の校舎を利用、都教育委員会が民間資金主導で公共施設を整備するPFI方式を導入、体が不自由な人でも快適に利用できる入浴・宿泊施設のほか、本格的なスポーツ施設、陶芸、木工、音楽などの芸術施設、キャンプやアスレチックなどを整備したもの。 家庭やグループ、サークル仲間や学校の生徒の皆さんも気軽にご利用できます。 ●開館時間/8:00〜22:00 (活動施設のご利用時間は9:00〜22:00) ●定休日/年中無休 (定期点検や定期清掃等により、宿泊・施設利用ができない場合があります。事前にご確認ください) ●介助犬、盲導犬の同伴でご利用いただけます。 (ペットはご遠慮ください) 予約・問合せは 電話(0426-52-0911)
高尾山や小仏峠への登山者が行き交う旧甲州街道沿いにその伝統の釣り場はある。施設の始まりは1953年のこと。立川や横田基地のいわゆる「進駐軍」が集う「国際的なニジマス釣り場」としてスタートしたという。 小仏川の水を引いた約1000平方メートルの釣り場はとても広いとはいえないが、裏高尾の景観がとてもきれいで,気持ちよい釣り場。狭い池のわりに色々な流れが複雑にあり、場所によって変化するため、毎回楽しめる釣り場と好評。釣れる魚は、ヤマメ、イワナ、ニジマス、アマゴ、プラウントラウト、オショロコマといたって平凡。ヤマメはおよそ3000匹。しかし、よく釣れるということで人気の隠れたスポットといえる。最近池の中央に桟橋を新設し、水車や排水を変更して池全体の水が動くようになったという。管理人さん家族の人柄のせいか、常連の方もわきあいあいといった感じ。 フライ、ルアー釣場以外には入漁券のない方も立ち入れます。また、ここの売り物はもう一つ、雨でもOKのバーベキューハウスだ。 フライ1日¥4,000/半日¥3,000 餌釣り1日¥3,000(餌、竿、魚焼き用の塩付) 平成19年1月末現在 東京都八王子市裏高尾町1277 TEL :042-661-6280 FAX 042ー667-7034