高尾の豆知識 


  


 高尾山縁起によれば、ここを開いたのは遠く聖武天皇の時代にさかのぼるらしい。

 この時代は、日本古代史の中で最も華やかな奈良時代であり、奈良の都には東大寺の大佛殿などが造営され、日本全国六十余州の各々の国には、国分寺が建立された。

 真言宗智山派大本山である高尾山薬王院は、奈良時代の天平十六年(744)に聖武天皇の勅命を受け、東大寺大仏の建立の悲願のため諸国に国分寺造営を命じた天皇の願いを達成すべく薬師の像を刻んだ行基菩薩が東国鎮護の祈願寺として、道を開いたと言われている。



3-7.酒まんじゅう


 八王子には、老舗の和菓子屋本舗が多いのですが、そこで必ず販売されているのが「酒まんじゅう」です。

 また、八王子の諏訪町諏訪神社では、「まんじゅう祭り」が毎年8月26日から27日に行われ、無病息災、厄除けの酒まんじゅうが売られます。
あるいは、多摩あるいは横浜、町田、八王子を結ぶ「絹の道」周辺には「酒まんじゅう」が昔から多く作られていることのは有名です。酒まんじゅうは、これらの地域では古くから好まれ、お盆や祭り、十三夜などに各家庭でよく作られました。

 これらの地域で共通していえることは、米作りに適さない山間地であることです。したがって、米作に代えて、麦や雑穀粉使用の発酵食品として家庭に伝わってきたようです。ほどよいあんの甘さと、ふっくらした酒まんじゅうの粉食文化の広がりは、多摩、武蔵の関東平野外辺部の丘陵山岳地帯を通っていた古代道「鎌倉街道」で結ばれ、群馬や栃木につながっているいう説もあるようです。

 高尾の千代乃家は、大きくてふっくらとした手作り酒まんじゅうの店。餡も自家製で、店頭でのふかしたてを販売しています。1個110円。参道裏の新店舗で販売中のもみじ焼もちも好評です。




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