高尾の豆知識 


  


 高尾山縁起によれば、ここを開いたのは遠く聖武天皇の時代にさかのぼるらしい。

 この時代は、日本古代史の中で最も華やかな奈良時代であり、奈良の都には東大寺の大佛殿などが造営され、日本全国六十余州の各々の国には、国分寺が建立された。

 真言宗智山派大本山である高尾山薬王院は、奈良時代の天平十六年(744)に聖武天皇の勅命を受け、東大寺大仏の建立の悲願のため諸国に国分寺造営を命じた天皇の願いを達成すべく薬師の像を刻んだ行基菩薩が東国鎮護の祈願寺として、道を開いたと言われている。



3-11.高尾の地酒


 高尾山のお蕎麦屋さんでお酒を頼むとまず持って来られるのが清酒「高尾山」。これはお神酒なんだそうです。そういえば薬王院や高尾の正月で飲む升酒も「高尾山」でしたね。

 このお酒「高尾山」は、陣馬山に源を発するおいしい水で、丹精込めた手づくりのおいしさが楽しめる高尾の地酒です。時々散歩で通ることがありますが、どこから敷地なのかよくわからないほどに地元に溶け込んだ小さな蔵元さんですが、おいしい酒がここから生まれているのですね。

この蔵元さん「中島酒造場」のホームページによれば、

 「八王子城主北条氏照の家臣であった中島家の祖先は天正18年(1590)に前田利家を大将とする豊臣勢の攻撃に遭い、城が陥落しました。その時、息子の一人をそっと八王子の恩方へ逃がし、この子が長じて中島家を起こし現代表者から8代前の人が酒造りを始めました。

  昭和18年、戦時中の米不足から酒造りを中止しなければなりませんでした。 そして海軍からの委託で軍需用の味噌の醸造をしていたこともありました。

 昭和20年、八王子が空襲に遭い酒造蔵をすべて焼失してしまいました。 それから13年間のブランクのあと昭和31年に今の会社が創業しました。」

とあります。


     




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