さて靴ですが、高尾山自然研究路1号路、つまり表参道を歩くだけであれば、それほど本格的な靴は必要ありません。手持ちのスニーカーやジョギングシューズで十分でしょう。 但し、前日が雨などで山道が湿っていると滑りやすくなります。また所によっては岩がむきだしとなっているところもありますので、できれば底のしっかりとしたウオーキングシューズがあったらベストです。
ただし、決して普段履き慣れているからといってビジネスシューズや皮靴は絶対止めてくださいね。確かに、高尾山の参道に沿って薬王院まではとりあえず歩けるかもしれませんが、薬王院から足を延ばして山頂まで行ってみようかとなると木の根道で足を取られてとても危険です。参道であっても踵の高い靴やハイヒールは絶対にだめです。
しかしながら高尾山の本当の魅力は頂上から先にあるのです。一丁平の山桜や静かに山道に咲く花々を眺めつつ、城山、小仏、陣馬山へ続く尾根道を楽しむには、やはりそれなりの靴が必要になるでしょう。599mの高尾山とはいってもやはり山です。
「八王子市観光課によると、紅葉が見ごろを迎えた11月には、三つ星効果もあり、昨年同期を25%も上回る約25万人が訪れた。登山口にある案内板には、9月から英語、韓国語、中国語の表記も加わり、外国人観光客の姿も目立っている。
一方、ハイカーの増加に伴って、滑落や道に迷うなどの遭難事故も急増。警視庁災害対策課によると、昨年までの3年間はいずれも15〜20件で推移していたが、今年は40件を超えた。同庁は6月、地元の高尾署に初めて、山岳救助隊を発足させたが、遭難者で目立つのが、無謀な計画や山歩きに適さない格好で登る初心者ハイカーたちだ。
10月には、スーツに革靴の男性(51)が午後から入山し、日没で足元が見えなくなって救助を要請。11月には、酒に酔って下山しようとした男性(49)が、がけから2〜3メートル下に転落してけがをした。飲料水を携帯せずにマウンテンバイクで登ろうとした男性(37)が脱水症状で救助されたこともあったという。
ピークは過ぎたものの、年末年始は山頂付近にある寺への参拝や初日の出を目当てにした登山者でにぎわう。
同署山岳救助隊の丸山研一郎隊長(52)は「甘く見ていると、命取りになりかねない。最低でも雨具や非常食、懐中電灯などを用意してほしい」と訴えている。」
(2007年12月26日 読売新聞
最適なトレッキングシューズをご紹介
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ところで、ここ高尾山で最適な靴にまつわる興味深い話があるのです。「ナイキタカオ」という靴をご存知ですか。
全国の登山実践者は約700万人と言われています。その3分の1にもあたる約260万人もの人たちが例年訪れるのが高尾山(東京都八王子市
)です。アメリカから来日したナイキACGの開発者が、「ある程度整えられたフィールドに適したハイキングシューズ」を開発するために訪れた高尾山で目にしたのは、頑丈で重い靴を履いた登山客たちでした。
定番といえる従来の登山靴は、急斜面や荒れた路面を歩くことを想定し、足首を守る、重いリュックとのバランスをとる、突き上げから足を守るために開発されています。一方このような機能は、急斜面ではない、ある程度の整地を歩く際、足の自然な動きを妨げたり、体の負担になることさえあるのです。
高尾山のように、頂上までの距離が約1.5時間である程度整えられたハイキングコースを快適に歩くために、本当に必要な機能を考えて開発されたのが「タカオ」です。
ナイキのホームページより抜粋