|
|
| 自主アセス |
東京近郊・高尾山の中腹に直径十メートル、長さ千三百四十メートルの巨大なトンネルを二本とおし、裏高尾の狭い谷間に巨大なジャンクション(連絡路)を建設する首都圏中央連絡自動車道(圏央道)計画は、高尾山の貴重な自然と文化財、周辺の生活環境を破壊するおそれがあります。
現計画を強引に進めるのではなく、科学的・民主的な環境影響評価(アセスメント)を厳正におこない、計画の変更も含めて、環境への影響を最大限回避する方策を検討すべきです。我が国の「環境アセスメント」は事業者自身が自分の費用により行うこととされているが、どうしても自分の利益に走る恐れのあることは否定できず、本来は事業者以外の第三者が中立な目で厳格に行うことが望ましいのは言うまでもありません。
自主アセスとは、開発計画に反対、中止あるいは改善を求める市民や関係団体が、環境保護や開発の専門家に協力を求め、自分たちの費用で独自の観点から行うアセスメントのことです。開発サイドにたったものではなくそこに暮らす住民の意見を取り込みよりよい結果を出すためにも自主アセスはもっと重視されるべきと思われます。
高尾山では圏央道開発に絡み建設省や東京都が行う環境アセスメントを信用することなく住民達や自然保護団体が自主アセスを実行しましたがその結果裏高尾の地形や高尾の自然を無視したものであったこと、トンネル工事による高尾山の水枯れや、谷間に滞留する自動車排ガスの影響などが指摘されています。
建設省や東京都が行った環境アセスメントは、こうした自主アセスメントの指摘にこたえるものとはなっていません。またアセスメントの後に、貴重種であるオオタカの営巣が発見されたり、自動車交通量予測が実態とあわないなど、新たな問題も生まれています。誰もが納得できるアセスメントが望まれます。
PR
錠剤じゃない、カプセルでもない。
『口に入れたその時から』吸収が始まるコエンザイムQ10・・・興味ありますか?
口の中に入れた瞬間から即吸収!
これ以上の吸収率はもうありません!
驚きのスピードを実感してください!
『水溶性コエンザイム』追加販売開始しました!!
驚きの「吸収力比較パンフ&実体験談」も付いてます♪
|
| 逆転層 |
圏央道の問題ではよく「逆転層」という言葉を耳にする。
この「逆転層」は85年1月に八王子自然友の会、多摩川水系自然保護団体協議会、三多摩勤労者登山連盟の自然保護三団体による「高尾山の自然を考える集い」が行われた際に圏央道反対運動の武器として紹介され、いわゆる自主アセス実施の発端となった現象のことです。
大気の温度は、通常は高いところへいけば行くほど低くなるのは小学生の理科でも習う自然現象だ。しかし時として下のほうほど気温が低く、上に行くにつれて気温が上昇するという現象が発生することがある。これが「逆転層」だ。冬の晴れた夕方は雲による熱の反射が行われず、地上からの熱気がどんどんと上へ上へと放射されこれにつれて地面に接した空気が冷やされるという「放射冷却」が起こるがこの状態が長く続くと地上に近い部分が気温が低いという接地逆転層が発生する。
この逆転層は、本来はこの逆転層は風によりかき混ぜられ消えるのだが、山の影となって日があたらぬところは一日中この現象が起きたままのところがある。問題はこの逆転層ができると大気が循環しなくなりそこに汚れた空気がなだれ込んできた場合、この汚れた空気が循環せず高濃度の大気汚染が発生してしまうことだ。
高尾山の周辺でこの逆転層が起こりやすい場所はまさに計画中の圏央道がトンネルから出る場所が含まれている。裏高尾では厳寒の時期以外にも11月頃から3月にかけて観測されています。谷底の川原で火を燃やすとその煙は上空の暖かい空気に阻まれて拡散することができず低く地をはうように広がり谷底の村をすっぽりと覆ってしまうのです。
これはとりもなおさず車からの排気ガスはものの見事に村を覆ってしむことを意味しています。
また計画では高尾山トンネルとその北側の城山トンネル内の換気をはかるため裏高尾ジャンクションの中央部に巨大な換気塔を建てることになっている。この2つのトンネルは裏高尾の標高150メートルのところに向かってどちらも上り坂として作られる。当然エンジンをふかし排気ガスの量も増えることだろう。
トラックのような大型車両ではなおさらのことだ。この強制的に換気された汚染された空気は、谷間に押し込まれこの高尾の自然を一気に破壊してしまうことでしょう。
|
|
|
| 選挙と圏央道 |
圏央道の建設問題を争点に一騎打ちの激しい選挙戦を展開した選挙があった。
1988年の東京都八王子市長選だ。この時、建設促進を訴えた現職の波多野重雄氏(当時61)(無=自民・公明・民社推薦)は、反対派の放送作家・山田和也氏(当時61)(無=社会・共産推薦)を破り、再選を果たした。
波多野氏は建設促進に加えて市職員の退職金引き下げなど、行財政改革の実績と総合行政などを掲げ、保守・中道層をまとめ二期連続当選となった。
山田氏は、当時圏央道建設反対派のリーダーで「明治の森・高尾山にトンネルを開けて建設する圏央道は自然を破壊するもの」と、自然保護団体とともに、大気汚染、騒音、交通量、動植物の生態系など自主環境調査を実施し、国と都が「影響は少ない」と結論づけた環境影響評価書(アセスメント)に真っ向から反論。
選挙では「都民の憩いの場で、明治の森となっている高尾山の自然を破壊するもの」と訴え、前年十月、自然派市長が勝利した神奈川県逗子市長選の再現をねらって選挙戦を繰り広げた。
東京都分の圏央道は、別名「モグラ道」と言われており、トンネルが八か所、その延長は全体の五五%に当たる十二・三キロに及ぶ。建設省は「トンネルにして緑地をなるべく削らないという配慮もされている」としているが、八王子市長選で取り上げられたのは、高尾山の中腹を貫く上下各延長千三百四十メートルの二本のトンネルをめぐる問題。
しかし、圏央道の完成予定が当時、昭和七十五年と、十年以上先で市民の間にまだそれほどの切実感がなかったこと、波多野陣営が、「緑を守りながらの建設」と自然と人間の調和をアピール。さらに「神奈川、埼玉両県の革新知事が圏央道推進派なのに、八王子の革新はなぜ反対なのか」と社共推薦の山田陣営の矛盾を指摘していた。また、争点を圏央道一点から、市政全般へと巧みに誘導したことなどから、結果的に争点がぼかされたといわれる。
この結果は、建設促進派に勢いを与えることになった。八王子市圏央道建設促進協議会長の谷合勘重郎・八王子商工会議所会頭(当時)は「十四万人の賛成署名が集まっている。市民の意思は選挙で明らかになった。国、都に建設促進を強く要望したい。圏央道は産業、経済の発展だけでなく、文化、心の交流にも大きく役立つ」と語っている。
波多野市長(当時)も「今後、用地買収など早期着工できるよう国に全面協力していく。
ただ、高尾山の自然には十分配慮してもらう」とした。
PR
ただ履いてるだけでダイエット。ダイエットシューズ ディエッター
|
| 土地収用法 |
憲法第29条にて保証されている通り私有財産権の保証は、行政といえどもこれを脅かすことは許されません。しかし、同29条は、公共の利益のために必要があれば、正当な補償を支払うことにより私有財産を収用できるとしています。この憲法に従って定められたのが「土地収用法」であり、収用の具体的な手続きや損失補償について規定されています。
圏央道においては、ついにこの土地収用法が使われることになりました。同法に基づく事業認定を平成11年8月20日に申請、その翌年平成12年1月19日には建設大臣によって土地の適正かつ合理的な利用に寄与するものとして圏央道事業が告示されています。
事業認定の告示により、土地調書及び物件調書作成のため、その土地やその土地にある工作物に立ち入って調査を実施することができます。この後、原則として公開で行われる「収用審理」を経て、裁決により土地の引き渡しを求めていくことができます。
|
| 立木トラスト運動 |
この高尾山のふもとの林に「道路建設反対」などの札や所有者の名前を書いた木が目立つ。
高尾自然体験学習林の会代表、吉山寛さんらが始めた立ち木トラスト運動である。
高尾山にトンネルを掘り、道路を通そうという首都圏中央連絡道路(圏央道)計画が公表された前年の84年。高校教諭を退職して、好きな植物研究に第二の人生を踏み出した吉山さんは「高尾山の自然が壊される」と、地元の住民団体で「高尾山自然保護実行委員会」を結成、建設反対運動に乗り出した。
高尾通信で紹介しているように高尾山は標高599メートルと低いが、約1300種に上る植物だけでなく、約5000種の昆虫、100種を超える野鳥など生物の宝庫。昔から生物学研究を目指す人たちの絶好のフィールドになってきた。ここに道路が建設されれば、車の排ガスによる大気汚染、振動公害、照明公害などで生き物に与える影響は大きい。騒音で鳥が寄り付かなくなれば、植物の種がばらまかれなくなり植物の衰退をもたらす。また、トンネル掘削で水脈が切れ、森林が駄目になる恐れもあるという。
自主環境アセスメントを実施したりして、建設反対を訴えたが国側は計画の遂行を主張し続けている。そこで、何か有効な反対運動がないかと模索しているとき、知り合いの弁護士から「立ち木トラスト」を教えられたという。立ち木に所有権を主張すれば、その木が生えている土地は自由にできないというのだ。圏央道予定地の民有林の木を購入する運動を始めたのである。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| PR |
| こだわりや宿泊条件のある宿探しなら日本旅行の「宿ぷらざ」 |
TVで話題のゴマリグナンの主役はセサミン![サントリーセサミンEプラス] |
花粉症対策 |
αリポ酸・柿ポリフェノール配合の飲酒前サプリメント≪初代 リポ衛門≫
 
|
|
|
|
|
|
|
|
|