
甜茶は、中国南部広西地方の、標高1000メートルの山林周辺や低木の茂みに生えるバラ科の落葉低木です。バラ科の植物の葉を用いた中国茶の一種で、葉は柔らかくて非常に甘く、中国広西地方では、古くから「開胃茶」の名前で親しまれ、今日まで飲みつづけられてきました。
数年前に花粉症にいいと言われ紹介された中国の民間薬ですが、中国南部の広西壮族自治区を中心に飲まれており、特にヨウ族と呼ばれる人たちの健康茶として親しまれています。偏りがちな日常の食生活や、過度のストレスによる体のバランスの崩れ、エアコンなどの普及や大気汚染などによる環境への適応能力が低下していると言われる現代、甜茶は年齢を問わず、長くご愛飲いただけるお茶です。
中国名は甜茶懸鈎子(テンチャケンコウシ)です。中国では「熱を下げ、肺の乾きを癒し、痰を除いて咳を止める風邪の症状、アレルギー性鼻炎、花粉症、糖尿病、高血圧などの症状を緩和するための薬草として飲まれたり、甘いので嗜好飲料として利用されてきました。砂糖の75倍の甘みがあります。
主な成分は、GODポリフェノール、ルブソシド、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラルが含まれています。花粉症にはこの中のGODポリフェノールが、1994年ヒスタミンの放出を抑える作用があり、副作用がなく、即効性が確認できたと、日本アレルギー協会で報告されています。
花粉症などのアレルギー症状を和らげるのに必要な作用として消炎作用があります。炎症は体内にあるシクロオキシナーゼという酵素が炎症を起こす物質を作る働きをすることからもたらされていますが、甜茶にはこのシクロオキナーゼの働きを抑える力があります。注意したいのは、甜茶には4種類あり、甜茶ポリフェノールが含まれているのは、バラ科の甜茶の甜茶懸鈎子(けんこうし)だけとか。
甜茶の花粉症などに対する効果は、長年に渡る実験の結果、私たちの健康に非常に役立つということが医学的にも明らかになっています。今では、様々なお茶や飴もあるほど。しかし、実は甜茶は花粉症だけでなく、ほこりなどが原因の同じメカニズムで起こるI型アレルギーに効果的です。
通年性鼻アレルギーに対しても有用なので、春先だけではなく一年を通し、日頃から摂取することをお勧めいたします。
また、薬に頼りたくない方にも最適です。 抗アレルギー薬やステロイド剤、抗ヒスタミン剤などの使用時に見られる、倦怠感・眠気などの副作用がありません。
長く飲みつづけていると量をふやさないと効果がなくなるという問題がありません。
花粉症(ヒノキ、カモガヤ、ヨモギ、ブタクサなどによる)のみならず、通年性の鼻アレルギー、アトピー性皮膚炎などの症状も緩和します。
おいしい甜茶の入れ方
1:入れ方
器にお好みの温度のお湯を入れ,1包の甜茶を入れ,1分間は浸けておく。
『甜茶ポリフェノールを出すために1分間は浸けておくこと』
煮出しで飲む場合は,やかんやどに500mlに付き,1包入れ,約5分間煮出す.
甜茶ポリフェールは煮出した場合、1.8倍程の結果が出ました。
2:飲む回数
飲む回数は1日最低でも3回。
甜茶ポリフェノールの血中濃度を上げる事が効果があがる様です。
3:飲み始める時間
花粉が飛ぶ2週間以上前から飲む。
甜茶を飲み始める時期も重要になってきます。
|
|