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 「ためしてみよう 花粉症対策」は、毎年この季節が近づいてくると憂鬱になるあなたのために花粉症を徹底研究。その対策をご紹介します。




わさびで花粉症対策

 わさびはアブラナ科の植物で、わさびと名前のつくものには、沢わさび・畑わさび・ワサビダイコン(西洋ワサビ)・ユリワサビ・アイヌワサビなどがあります。普通、わさびというと沢わさびと畑わさびを指します。(

 わさびの、鼻にツンと抜ける辛み成分は、アリルからし油という物質で、細菌を増殖しにくくする抗菌作用があります。温度管理が難しかった昔から、傷みやすい魚介類にわさびを添えるとよいということを、経験的に知っていたのでしょう

 わさびは日本の原産で、かつては日本だけで栽培されており、刺身のツマやわさび漬の原料などに用いられてきました。あのツーンとくるわさび独特の辛味が江戸っ子の気質によくあっていたのか、江戸時代には江戸を中心に広く人々に親しまれるようになりました。

 さて、花粉症にわさびが効くという話ですが、山葵に含まれるイソチオシアン酸アリルを主成分とする消臭、殺菌力が、このイソチオシアン酸アリルに顕著な花粉症予防効果 および風邪予防効果があることが見い出されました。わさびはビタミンCの含有量が高いですが、一般に、ビタミンCを摂取すると風邪などのウイルス性の病気の予防や、花粉症にもよく、発ガン性物質の一つといわれているニトロソアミンの生成を防いでガンの発生を少なくするといわれているので、ワサビの程よい摂取は有効でしょう。

 花粉症ですが、花粉症はスギ、ブタクサ、ヨモギ、ヒノキ等によって引き起こされます。イソチオシアン酸アリルが花粉タンパクと反応した抗原決定基については、人類が長年にわたってわさびを食する習慣により経口免疫寛容となり、アレルゲンとしての作用はありません。従ってこれを、花粉に対するIgE抗体を有する患者の吸入空気中に揮発させれば、花粉と反応して花粉症を引き起こさなくなることが考えらます。次にイソチオシアン酸アリルは広い抗菌スペクトルを有していることが知られていますが、これはイソチオシアナート基がカビや細菌の呼吸系酸素の電子伝達に関与しているSH酸素に容易に結合し、細菌の呼吸阻害を引き起こすためと言われています。

 同様の作用が風邪ウイルスにも働くと考えられ、従って、風邪予防にも効果を有することになします。現にわさび伝説を吸入した場合、風邪をひかなくなったという報告例が多くあります。

 このように、わさび伝説は花粉症発症を予防したり、 ウイルスの呼吸酸素を阻害することにより、風邪を予防するというまさに逆発想に基 づくものであり、その作用物質はわさびという昔から用いられ食用されているものであるため、安全性は極めて高いものです。


■おろし方■
わさびの根元より皮ごと円をかくようにおろします。
(茎の方は風味があり根元へいくほど辛みが増す。)
この辛味は揮発性のため、すりおろしたらお早めに
お召し上がりください。

■生わさびの保存方法■
なるべく早くお召し上がりください。
長く鮮度を保つには、表面の水分をふき取り、
ポリ袋かパックに入れて冷蔵庫の野菜貯蔵場所に
入れてください

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 今や国民病とまで言われるほど患者が増えている「花粉症」ですが、日本で初めて花粉症が発見されたのは、以外に遅く約40年前の1961年、アメリカから渡ってきた外来種の植物・ブタクサの花粉だったといいます。
 また、スギ花粉症については、それから遅れること2年の1963年、日光で初めて報告されたのです。 ところが発見されるやいなや、あっという間に患者は急増し、1996年には、なんと日本人の10人に一人の割合である、1200万人いると言われているのです。





 
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