高尾の自然 


  

いろはの森



いろはの木


 
 高尾山頂から日影沢に下る自然研究路の4号路には「いろはの森」があります。ここにはいろは48文字のそれぞれから文字を頭にもつ樹木が植えてあり、ひとつずつ探していくとおもしろいものです。

 いろは文字といってもなかには地方名の樹木もあり、本当によくこれだけ集めたなといった感じで興味深いものがあります。

       

    いろはの木
 い  いろはもみじ(かえで科)
 ろ  ろくろぎ(えごのき えごのき科)
 は  はくうんぼく(えごのき科)
 に  にわとこ(すいかずら科)
 ほ  ほおのき(もくれん科)
 へ  へいのたまき(あぶらちゃん くすのき科)
 と  とうごくみつばつつじ(つつじ科)
 ち  ちどりのき(かえで科)
 り  りょうぶ(りょうぶ科)
 ぬ  ぬるで(うるし科)
 る  るりみのうしころし(さわふたぎ はいのき科)
 を  おおもみじ(かえで科)
 わ  わせび(あせび つつじ科)
 か  かや(いちい科)
 よ  よぐそみねばり(みずめ かばのき科)
 た  たまあじさい(ゆきのした科)
 れ  れんげつつじ(つつじ科)
 そ  そろ(あかしで かばのき科)
 つ  つのはしばみ(かばのき科)
 ね  ねむのき(まめ科)
 な  なつつばき(つばき科)
 ら  らおぎ(はないかだ みずき科)
 む  むらさきしきぶ(くまつづら科)
 う  うわみずざくら(ばら科)
 い  いたやかえで(かえで科)
 の  のりうつぎ(ゆきのした科)
 お  おおうらじろのき(ばら科)
 く  くり(ぶな科)
 や  やまぼうし(みずき科)
 ま  まるばあおだも(もくせい科)
 け  けやき(にれ科)
 ふ  ぶな(ぶな科)
 こ  こなら(ぶな科)
 え  えのき(にれ科)
 て  ていかかずら(きょうちくとう科)
 あ  あらかし(ぶな科)
 さ  さわしば(かばのき科)
 き  きぶし(きぶし科)
 ゆ  ゆずりは(とうだいぐさ科)
 め  めぐすりのき(かえで科)
 み  みずき(みずき科)
 し  しろだも(くすのき科)
 え  えんこうかえで(かえで科)
 ひ  ひのき(ひのき科)
 も  もみ(まつ科)
 せ  せんのき(うこぎ科)
 す  すぎ(すぎ科)
 ん  んまべのき(うばめがし ぶな科)


 平成七年設立された「樹木・環境ネットワーク協会」は、法人会員六十社、個人会 員八百人を超える。初代名誉会長に樹医の第一人者、山野忠彦さん(故人)が就任 現在は会長に作家のニコルさん、理事長に霞が関ビルなどを設計し日本の超高層建 築の先駆者で知られる建築家、池田武邦さんが名を連ねる。

 協会では野草の不当採 取やゴミ投棄などが増加していることを懸念、環境保全には正しい知識の普及が不 可欠として、生態系の知識などをはかる「グリーンセイバー検定」を独自に設置し た。検定合格者の会員を中心に、都内の植物園や公園などで保全活動を実施してき た。                                   

 その活動が評価され、平成12年7、8月、国有林に指定されている高尾山の登山 道「いろはの森コース」の補修工事を、林野庁から委託された。国定公園ではこれ まで、民間人が大規模な施設整備を実施するのは厳しい規制が敷かれ不可能だった グループは、十年近く補修されず腐食が進んでいる木道一・二キロの丸太百二十本 と、くい二百本を交換。

 沢の水が森に流れず、登山道に入り込み、足元が滑りやす く危険な状態になっていたため、岩を移動させて溝を掘り水の流れを修整、沢の大 規模な補修も行った。                           
 おかげで今「いろはの森」は、また一段と美しくよみがえり、訪ねてくる人々に安 らぎを与えています。皆さん、高尾の登っときは、是非、「いろはの森」に足を踏 み入れてください。 
    

          

                       
     




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