高尾山へ1号路(参道)を使い、薬王院から山頂へと登るくらいでしたら、比較的楽に考えてよいと思い ます。それほど都心と気温が変わるわけではありませんので、今着ている服が丈夫で 動きやすいものであればそれでかまいません。不安だったらセーターやジャケットを 持っていけばよいでしょう。そのころの気候に単純に合わせればよいでしょう。
高尾山へ1号路以外の登山道を使い山頂まで登る人、あるいは高尾山から陣場山や小仏と縦走を考えている人は、いわゆるハイキングに適した服装が必要でしょう。
尚 雨具だけは山用のよいものがお勧めですね。高尾山は観光地とはいっても基本的には山です。ケーブル駅や薬王院までの参道、あるいは山頂であればそれなりに雨宿りするところは見つけられますが、その他のところは何もありません。木陰でといってもちょっと無理でしょう。
このところ、高尾では遭難者が増えているようです。
以下は、08年4月12日の毎日新聞から抜粋です。
「全国最多の登山者数を誇る東京都八王子市の高尾山(標高599メートル)で、事故が急増している。07年は43件(45人)と、04〜06年の平均のほぼ倍になった。今年も3月末までに12件の事故が起きている。都心から近く、軽装の登山者が後を絶たないことに加え、人気の観光ガイドブックが紹介し登山者が急増したことが背景にありそうだ。
高尾山は新宿から電車で約1時間の距離にあり、6通りのハイキングコースがある。一般的な登山ルートなら約1時間半で登れ、手軽さから若いカップルなどにも人気がある。年間登山者数は230万〜250万人。
先月23日午後6時過ぎ、高尾署に「道に迷った」と救助を求める通報があった。署の山岳救助隊員ら4人が捜索したところ、約2時間後に山道に座り込んでいる都内の会社員の女性(34)を発見、保護した。女性は午後3時ごろ1人で入山。頂上に到着後、別のルートで下山しようとして日が暮れ、道が分からなくなったという。水や懐中電灯を持たず、ピクニックのようなスタイルだった。丸山研一郎隊長は「低山といっても山であることには変わらない。甘い考えで登ると大変な目に遭う」と警告する。昨年の43件の事故のうち6件は、骨折などの重傷を負ったケースだった。高齢者の転倒のほか、若い女性がハイヒールで登り、転倒するケースも多発している。
昨年4月にはフランスのミシュラン社が出版した日本版旅行ガイドブック「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」で高尾山が紹介され、最高クラスの三つ星を獲得。秋ごろから登山者が急増した。
増え続ける事故に対応し、高尾署は昨年6月、17人の山岳救助隊を発足。雨具、懐中電灯の装備などを呼びかけている。」